カリキュラム

curriculum

認知行動療法(CBT)

認知（ものの受け取り方や考え方）と行動に働きかけて思考のバランスを整え、ストレスを軽減していく心理療法です。

音楽療法

音楽を用いてより良い方向に変化させる、又は援助することを目的とし、音楽療法士が個々のニーズに合わせて音楽を提供します。

自分Project

子ども達が主体となりIADLを中心とした様々な活動を計画・実行し一人一人が思い描く素敵な大人になる（自立）力を育む活動です。

感覚統合

感覚統合とは？

人間の感覚には触覚、視覚、聴覚、味覚、臭覚に加えて、固有受容覚：手足の状態・筋肉の収縮や関節の動きを感じる感覚前庭覚：体の動きや傾き、スピードを感じる感覚合計７つの感覚があります。これらの感覚は、生活していると絶えず様々な感覚器官から入ってきます。私たちの脳は、このたくさんの感覚をきちんと分類したり整理したりすることができ、これを統合と言います。

感覚統合遊びで大切なのは、子どもたちの「やりたい」「楽しい」という気持ちを引き出すことです。子どもたちが興味があることや好きなことに寄り添いながら、自主的に参加できるような遊びや運動を提案しています。

原則1 感覚は脳の栄養素でありエネルギー源
原則2 感覚入力には交通整理が重要
原則3 感覚統合は積み木を積み上げるように発達

認知行動療法(CBT)

子どもの中には、物事を極端に受け止めてしまうことがあります。
例）一度失敗したら二度と挑戦しない。人よりも劣っていると強く思い込む。
このような場合、悪気がなくても他者や自分を傷つけることがあります。
また思考の偏よりがあると、人一倍不安を感じたり、イライラや不安といったネガティブな感情に支配されることもあります。認知行動療法はある状況にぶつかったときに子供が持つ感情と行動がその状況をどうとらえるか(認知)に着目し、より幅広い捉え方を自分自身で選択できるよう一緒に確認し、修正していきます。必要以上に落ち込んだり、不安になったりする感情を軽くして、子供が本来持つ力を発揮できるよう支援します。

プログラム

自分を受け入れ、自分に優しくする
マインドフルになる
思考と感情と行動のつながり
自動思考
よくある思考の罠(考え方の誤り)
思考を見直し、偏りのない考え方をする
中核的思い込み(心の中心にある「思い込み」)
新い認知スキルを育てる
感情を特定する
不快な感情をコントロールする方略
行動を変えるためのアイディア
問題を解決するための取り組み

認知行動療法(CBT)不適切となる悪循環思考過度に否定的,自己批判的で決めつけがち,選択的で偏っている

認知行動療法(CBT)適応的な循環思考より前向きで偏っていない,成功と成長を認める,受容的で一方的な判断はしない

音楽療法

4つの目標

音楽を用いてより良い方向に変化させる、又は援助することを目的とし、音楽療法士が個々のニーズに合わせて音楽を提供します。

"身体能力の向上"

"自己表現能力の向上"

“協調性の促進”

“気持ちのコントロール能力の向上"

子どもの抱えている攻撃性やエネルギーを
音楽とともに発散させることで、
情緒の調整を図り、沈静化と安定をもたらす。

臨床美術

社会的な能力
（コミュニケーション能力の向上、協調性の促進）

存在論的人間観

何かができる・できないという機能的なものの見方で人の価値を決めてしまうのではなく、出会えたことの喜びや感謝、存在そのものの尊さに価値を持つことを大切にした考え方。

独自のアートプログラム

「誰もが」楽しめ、個性を引き出せるよう研究されて作られています。五感を刺激しながら、いつもとは違ったものの見方で脳を活性化。
絵が苦手という方も本格アートを楽しめる工夫がいっぱいつまっています。

五感への刺激・過程を楽しむ

興味や意欲を引き出しながら、五感でじっくり感じることから始まります。
臨床美術１回のセッションで１つの作品制作を行います。
実写的に綺麗に描く事を目的としていません。全く違う作品が出来上がった方がおもしろいですよね。みんな違ってみんないいんです。アートの表現に「上手い・下手」や「正解・間違い」はないのです。